保険義歯製作について
保険診療に伴い治療が進み、義歯製作のために印象採得(型どり)を行い石膏模型として弊社に送られてきます。そして保険義歯製作が始まります。
ここで、保険義歯製作は問題点が2項目あります。
1つ目は健康保険制度の制約です。厚生労働省による有床義歯算定(義歯製作費)が決定されており、欠損数及び義歯パーツひとつに対しても技工製作価格が算定表を基準に確定されています。
技工製作価格が確定されていると、義歯製作過程を分業で効率を優先した体制にすること、もしくはお一人の患者様に対しての技工作業時間を制限する等が各技工所では思案されていると推察されます
2つ目は使用材料の制約です。義歯に限らずすべての技工物にはそれぞれに使用する材料があります。たとえば義歯の場合、人工歯、床用樹脂(ピンク色の樹脂)などがそれに該当します。この使用材料は、保険義歯では健保適用材料に指定されているものに限定されます。つまり保険義歯では使用材料の関係上、耐久性および精度面に限界も明確にあることも事実です。
弊社では保険義歯製作におきまして、分業はしておりませんが担当制を施行し症例に応じて製作時間を決めております。さらに担当歯科技工士と歯科医師は患者様情報ならびに技工作業についての共有事項を、電話もしくはメール等で積極的に対話いたします。つまり保険義歯は限られた時間の中で円滑でかつ迷いのない的確な製作作業ができる体制で業務管理しております。



